身近な食の支援。フードバンクを知ろう!

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身近な食の支援。フードバンクを知ろう!

最近よく耳にする「フードバンク」とは?

最近よく耳にする「フードバンク」とは?
「子供がいるのに、最低限の食生活を維持できるか心配…」
「自分の食事を減らして子供に与えている」
「夏休みや冬休みの給食がない長期休暇は食費がとにかく不安…」

仕事を失い食費を削るしか方法がない、
物価高の影響で子供に我慢ばかりの生活をさせている。
もし、このようなお悩みを少しでも持っている方は
お住まいの場所から一番近い
「フードバンク」を利用してみませんか?

初めて「フードバンク」という言葉を聞いた方。
こちらの記事では、フードバンクを利用する方法を
詳しく紹介していきます。
また、フードバンクに寄付する方法、
支援する方法なども合わせて解説していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。

・フードバンクとは?
フードバンクとは、安全に食べれるのに
包装の破損や印字ミスなどの理由で
流通に出せない食品を企業などから寄贈してもらい、
食事に困っている方に提供しています。

食べれるのに捨ててしまう食品を
「食べたくても食べれない方」に
提供できる仕組みになっています。

商品を作っている企業側は包装の破損や
印字ミスが発覚すれば商品を破棄するしか選択肢はないです。

食品ロスを防ぎ、食べ物に困っている人が
食品を受け取る事ができる取り組みとなっています。

フードバンクは誰でも利用可能なの?

フードバンクは誰でも利用可能なの?
フードバンクは誰でも利用可能というわけではありません。
・経済的に苦しいご家庭
・ひとり親家庭
・高齢者…等

フードバンクによって利用対象者が変わる事はありますが、
基本的には上記のような方が対象となります。
経済的理由で食べ物に困っている方を優先して支援をしています。

ただ、コロナの影響でフードバンクを
利用したい人は増えてきており、
「多くの方に支援する方針」や
「フードバンクを多くの方に知ってもらう為」などの理由から
各地のフードバンクで上記で紹介した人以外にも
利用者を増やしている取り組みも行われています。

フードバンクを利用したいけれど
自分は対象外かもしれない…と思われている方も
まずは地域の支援団体や自治体の窓口に
該当するかの確認と相談をしてみましょう。

フードバンクを利用する方法について

フードバンクを利用する方法について
47都道府県全てでフードバンクは活動しています。
ここでは利用する方法を2つ紹介していきます。

・支援団体を利用する方法

①子供食堂
子供食堂は、子供達に対して
無料や安価で食事を提供している取り組みのことです。
地域の住民や自治体が主体となり、
貧困や孤食の子供達に食事を提供するために
活動が始まりました。
基本的には誰でも利用する事ができます。

毎日行われているわけではなく、月に1〜2回程度
ボランティアによって運営されています。
飲食店の休業日に開催したり、公民館や施設などを
使用するので開催される場所は様々です。

子供食堂は年々増えていて、
調べてみたら近所で行われていた!なんて事もあります。
インスタなどで「#子供食堂」で検索すると
詳しい開催日や場所などが分かるので
是非検索してみてください。


②個別に食品を受け取る方法
支援団体を利用することなく、
フードバンクから個別に直接食品を受け取る事もできます。

・宅配で受け取る方法
フードバンクでは、配達も行っています。

・イベントで受け取る
食品を無償提供するイベントは全国各地で行われています。
全国のフードバンクのイベント情報を
インターネットで検索することができます。

我が家も力になりたい!フードバンクへの寄付や支援方法

我が家も力になりたい!フードバンクへの寄付や支援方法
フードバンクは企業や農家だけでなく、
「個人」でも寄付や支援する事が可能です。
ここからは、フードバンクへの寄付や支援方法を
2つ紹介していきます。

①食品
フードバンクへの寄付や支援方法の一つとして
食品を寄付する事ができます。
ただ、食品だからといって
何でも受け付けているわけではありません。
以下がまとめとなります。

寄付できる食品
・賞味期限と食品表示の明記があり残日数が1ヶ月以上ある
・未開封のもの
・外装が破損していない
・包装を他のものに差し替えしていない
・日本語の食品表示がある
・常時保存食品

これらのルールが守られていない場合は
寄付としてお受け取りができません。
理由として、食品を受け取られる方に
体調の変化が起きてしまっては
フードバンクの信頼を失ってしまうからです。
食品を寄付していただける方は、
各団体のホームページから寄付できる食品であるかを
事前に確認してみてくださいね。

②お金
フードバンクへお金の寄付もする事ができます。
寄付されたお金は、支援活動や食品を購入するお金になります。

寄付の種類は2種類あり「単発寄付」と「継続寄付」があります。

あくまで1例ですが、
毎月2000の寄付をすると1週間分の支援食品を
お届することができます。、
毎月3000円の寄付で母子家庭1世帯に対して、
食品が大量に詰まった段ボールを支援する事ができます。

まとめ

まとめ
日本では7人に1人の子供が貧困状態にあり、
1日の中で栄養が取れる食事は給食だけの子供も大勢います。

新型コロナウイルスの影響で、今現在も
生活困窮世帯が増えてきて問題が深刻化しています。

給食のない夏休みや冬休みは、
フードバンク団体が行政や社会福祉協議会に加え、
小中学校などと連携して子供のいる困窮世帯に
食糧支援も行っています。

時代の流れや変化により困窮に陥ってしまい、
誰かの支えが必要な時があります。
食に関する支えが必要な時、
今お住いのエリア周辺でまずは「フードバンク」と
検索してみてくださいね。